生産農家さんのご紹介Producer
農業生産法人 有限会社 今帰仁アグー
代表 高田さん-
日本で唯一の在来島豚
「今帰仁アグー」の生産者在来島豚である今帰仁アグーは美味しさの追求とともに、文化・社会資源の継承、種の保存を目的に経済的成立をいかにするかという課題と向き合いながら養豚を続けています。
そのため、あえて在来黒豚同士のかけ合わせにこだわり、餌は遺伝子組み換をしていない専用飼料で育てています。これまでの活動が国内外に理解、評価され食べる世界遺産と称されるまでになりました。
在来家畜である今帰仁アグーを皆さまに食べていただくことで種の保存が成り立ち、かつ世界一安心して美味しく召し上がっていただける豚肉にすることを目指し、日々管理に努め生産しています。- 立ち上がる農山漁村「在来豚による地域興し」(平成18年度・農林水産省)
- ディスカバー農山漁村の宝 琉球孤の在来家畜資源を利活用した産業化(平成26年・農林水産)
- Slow Food International "The Ark of Taste(味の箱舟)"に登録
- bean47 2019年 全日本・食学会 生産者大賞
農業生産法人 有限会社 我那覇畜産
会長 我那覇さん-
琉球在来豚アグーの血統を受け継ぐ
「島黒(シマクルー)」の生産者一時は絶滅に瀕したアグー豚だったが、1981年に沖縄県内で約30頭を確認し、約10年の歳月をかけて雑種化を取り除く戻し交配が行われ復元された。
そのアグー豚の遺伝子を引き継ぎ、沖縄本島北部の豊かな自然のなかで育てているのが我那覇畜産である。我那覇畜産では、アグー豚の血統100%の「島黒(シマクルー)」のほか、「やんばる島豚あぐー」、「やんばるあぐー」といったアグーブランド豚を飼育しています。
我那覇さんには、大きな夢がある。
それは沖縄のあぐー豚を「世界のあぐー」にすること。
多くの人にあぐー豚の美味しさを知ってもらいたいと「いい肉の日」(11月29日)をつくってイベントを仕掛けたり、名護さくら祭りでは無料で焼き肉を提供したりと常に広い視野を持って精力的に活動している。